2013年4月8日月曜日

新一年生

秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまは7日午前、お茶の水女子大付属小学校(東京都文京区)の入学式に出席された。

同校によると、新入生は約100人。悠仁さまは3月までは同じ敷地内にある付属幼稚園に3年間通われていた。
皇族が学習院初等科以外の小学校に進むのは戦後初めてのことで、お茶の水女子大学附属小学校では、警備関係者のための待機施設を新たに造るなど準備を進めているとのこと。
なぜ学習院ではなくお茶の水女子大学附属小学校になったかというと、母である秋篠宮妃紀子様が同大学を拠点に研究活動を行っていることから、女性研究者を支援するために同大学が創設した特別入園制度での合格によるもので、悠仁親王が適用第一号だそうだ。

学習院は明治時代初期の1877年に皇族・華族のための教育機関としてあらためて開校された学校。そこに将来の天皇が通わないというのは驚き。
実際問題として、天皇家の子供達(皇太子・秋篠宮)で学習院以外は悠仁親王だけだし、報道でもあるように皇族が学習院初等科以外の小学校に進むのは戦後初めてらしい。

秋篠宮様は当然悠仁様への将来の帝王学として学習院よりお茶の水を選んだということなんだろう。悠仁様は秋篠宮家であるため従来の慣例には従わなくても良いのかも知れないが、学習院の方はどう思ったんだろう。興味があるな。それに入学式を日曜にやるんだなって珍しく思った。

ところで皇太子の地位と皇位継承順位について調べてみた。現在の皇太子殿下が天皇になると、秋篠宮様が皇位継承順位1位になる。この場合、秋篠宮様は皇太子と呼ばれるのだろうか。
皇太子は天皇の子供で皇位継承順位第1位の皇族に対して呼ばれる尊称なので、皇太子殿下が天皇になられても秋篠宮殿下は皇位継承順位第1位になられるだけで皇太子にはならないらしい。たとえば昭和天皇に男子が生まれなかった時期にも、次弟の秩父宮殿下が皇太子と呼ばれていなかったことでも理解できる。
一応、呼称として皇太弟という呼び方があるそうだが、現行法は皇太弟という呼称を認めていないので、たとえ皇位継承順位が第1位に繰り上がっても秋篠宮殿下の尊称はそのままだそうだ。

天皇に関してはいろいろな意見がある。しかし国民の大多数は天皇制に賛成している。特に日本が国難に遭ったとき、天皇の存在は重要になると自分は考えている。
たとえば、戦後の昭和天皇の全国巡幸である。
そして東日本大震災の皇室の対応もそうであった。
東日本大震災の時も、早くも3月30日から被災者をご訪問なされ4月27日には被災地に巡幸なされた。余震のリスクを考えると非常に早い巡幸であったと思う。
心臓の冠動脈バイパス手術を受け退院から1週間後に開催された一周年追悼式では、20分間に限定してご臨席。一周年追悼式に出席したいという希望をお伝えになり、それに間に合うように手術を行われたと、追悼式出席を最優先に考えて手術を決断したことを明かされている。
東日本大震災による電力危機の時は、東京電力が実施した管内における計画停電は皇居・御所がある千代田区は対象外であったが、皇居・御所では東京電力が発表した計画停電スケジュールの「第1グループ」地域における停電時間に合わせて電気の使用をほぼ全て控える「自主停電」を行われ、東京電力が計画停電スケジュールを発表している場合は実際の停電の有無に関わらず続けた(4月30日を最後に東京電力から計画停電のスケジュールが発表されなくなったため終了)。

常に国民の事を考え、国民の象徴として行動されている天皇の素晴らしさを将来の天皇も引き継がれていくだろう。
悠仁様が皇位を継がれる姿を見たいと思うが、年齢的に自分が見るのは難しいだろうなぁ。

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