2013年4月17日水曜日

東京ディズニーランド

昭和58年4月15日に開園した東京ディズニーランド(TDL)が15日、開演30周年を迎え、園内で記念セレモニーが行われた。TDLを象徴するシンデレラ城前には、ミッキーマウスやミニーマウスなど約300のキャラクターやダンサーが勢揃いし、詰めかけた大勢の入園者とともに30周年を祝って園内は熱気に包まれた。

東京ディズニーランド(TDL)が30周年を迎えたそうだ。

TDLについて少し調べたら、世界のディズニーリゾートでは唯一ライセンス契約による経営・運営であり、経営・運営会社にディズニーの資本が全く入っていないらしい。驚いた。
にもかかわらず集客数は本家アメリカのディズニーリゾートを除くとパリ・中国のディズニーランドよりもダントツで多い。

レジャー産業を調査している米ERA社が2008年3月1日に発表した、2007年3月期の世界のテーマパークの集客数は次の通りである。

1位:マジック・キングダム(フロリダ 米国USA)16,640,000
2位:ディズニーランド アナハイム(カルフォルニア 米国)14,730,000
3位:東京ディズニーランド(東京 日本)12,900,000
4位:東京ディズニーシー(東京 日本)12,100,000
5位:ディズニーランド(パリ フランス)10,600,000

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせると25,000,000人となり1位のマジックキングダムを凌ぐ来場者数である。

TDLの成功には、日本人のディズニーの世界観に対する憧れと、その世界を完璧に再現しようとする日本人の細やかさ、心配りが表れているのではないかと思う。ディズニーの世界観とは、夢の国といったものに欧米の文化というものも含まれている気がする。
考えるに昔から日本には客をもてなす気持ちが伝統に培われてきた。それは茶道などを見れば容易に理解できる。もともと日本人が培ってきた客をもてなす伝統が、TDLという夢の舞台で更に洗練し発展し続けていると思う。
それはウォルトディズニーが「ディズニーランドは永遠に完成しない」と言ったように、今のサービスに満足せず、これからもより良いサービスを求めていくのだろう。
夢の国と言われるTDL。それは建物といったハードな面だけでない。従業員の応対といったソフト面でも大きな魅力があるようだ。

TDLという場所は魔法が存在しているのかもしれない。あそこへ行くとみんなが幸せな気持ちになれる。そしてその魔法はTDLのハードとソフトの表面から成り立っているのだ。

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