2021年8月30日月曜日

KH Coderでmecab-ipadic-NEologdを使う

フリーソフトウェアであるKHコーダー(KH Coder)を用いてテキストマイニングを行うことになった。

対象は、アンケート結果やネット上の口コミ。

日本語のテキストマイニングを行う場合、形態素解析エンジンが必要となる。

有名なのはMecabやChasenだが、KH Coderではこの二つが既に入っているので新たに用意する必要は無い。

しかし、単語分かち書き辞書であるmecab-ipadic-NEologdを使用すると、ニュース記事等で使われる新語や固有名詞や未知語、またはネット上で流行した単語や慣用句やハッシュタグを固有の単語として分かち書きすることが出来る。

mecab-ipadic-NEologdはWeb上の言語資源を活用して、随時新しい固有表現を追加し毎週2回以上更新されている優れものだ。

例えば「鬼滅の刃」を通常のMecab(MeCab + IPADIC )で形態素解すると、「鬼」「滅」「の」「刃」とそれぞれ名詞や助詞に分かち書きされるが、Mecab + mecab-ipadic-NEologdでは「鬼滅の刃」と固有名詞で分かち書きされる(IPADIC は形態素解析をする際にMecabで使われている標準の辞書名)。

アンケート結果やネット上の口コミは、新語や固有表現が多く混入しているテキストデータになることが多いため、mecab-ipadic-NEologdを用いることは有効であろうと思われる。

ただし、mecab-ipadic-NEologdはLinux環境でしか作成できないらしい。

何とかWindows環境で使用する方法はないだろうか。

調べてみると、Linux用Windowsサブシステム (WSL) を使ってWindowsにLinux環境を構築し、その中でmecab-ipadic-NEologdをインストールして取り出す方法や、git for Windowsと7-zipを用いる方法などがあることが分った。この他にAnacondaの環境でもインストール出来るようだ。

しかしそれぞれ、WSLで必要なパッケージをインストールしたり(そのあとUbuntuもインストールする必要有り)、git for WindowsやAnacondaをインストール必要がある(場合によってはインストール後に設定も必要となる)。

今回の目的はmecab-ipadic-NEologdを作成し取り出すだけなので出来るだけ簡単に行いたいし、それ以後使わないパッケージ等は可能であれば自分のPCにはインストールしたくない。

何か良い方法は無いかと考えていたがふとGoogole Colaboratory(以下 Colab)が、Linux(正確にはUbuntu)環境だったことを思い出した。それならばColabにmecab-ipadic-NEologdをインストール出ないだろうかと調べてみたらやっぱりできそう。

この方法ならば自分のPCにパッケージがインストールされることは無い。Colabでもセッションが終了して所定の時間が経過されるとインストールしたパッケージ等はリセット(削除)されるし、自分でリセットも可能。


大まかな流れとしては、Colab環境でmecab-ipadic-NEologdをインストールした後、作成したmecab-ipadic-neologdのフォルダをzipファイルに圧縮しダウンロードして、Windows上で解凍してからKH CoderのMeCab辞書をIPADICからmecab-ipadic-NEologdに変更する、といった流れ。

以下具体的方法を記す。

1)MeCabとmecab-ipadic-NEologdのインストール(Colab環境)

# MeCabのインストール

!apt install aptitude swig

!aptitude install mecab libmecab-dev mecab-ipadic-utf8 git make curl xz-utils file -y

!pip install mecab-python3==0.996.3


# mecab-ipadic-NEologdのインストール

!git clone --depth 1 https://github.com/neologd/mecab-ipadic-neologd.git

!echo yes | mecab-ipadic-neologd/bin/install-mecab-ipadic-neologd -n -a


注意点としては、Mecab → mecab-ipadic-NEologd の順にインストールすること。

mecab-ipadic-NEologdだけをインストールしようと思っても「Mecabがありません」といった内容のエラーメッセージが出る。

またmecab-python3 がver1以降だとうまく動かないことがあるので、ver0.996.3をインストールするように設定してある。今回はmecab-ipadic-NEologdを取り出すのが目的なのでver0.996.3であっても大きな問題は無い。

ちなみにインストール完了したら結果出力画面に下記のように辞書ファイルのパスが表示されると思うので、コピペして保存しておくと後々便利。

Usage:

    $ mecab -d /usr/lib/x86_64-linux-gnu/mecab/dic/mecab-ipadic-neologd ...


2)zipファイルに圧縮しダウンロード(Colab環境)

ダウンロードしたいフォルダを zip 圧縮する。

!zip -r /content/「圧縮したファイル名」.zip /「圧縮したいフォルダのパス」

で圧縮できる。

Colab の「ファイル」タブのデフォルトパス(画面の左側でsample_dataフォルダあるフォルダのパス)は /content/ となっているので注意。

フォルダのパスは、リストの中から目的のフォルダを探して右クリックで表示される[パスをコピー]でコピーできる(ファイルの場合でも同じ)が、前述のように辞書フォルダのパスはMecabとmecab-ipadic-NEologdのインストール終了後に表示されるので、それを参照すると良いだろう。

処理が完了すると指定したフォルダに指定したzipファイル(Mecabとmecab-ipadic-NEologdの圧縮ファイル)が確認できる。

ちなみにmecab-ipadic-NEologdでは、1G程のフォルダが200M程度のファイルに圧縮できるようだ。

ダウンロードは右クリックの「ダウンロード」で可能だがファイルサイズが大きい場合、開始されるまでに多少時間がかかる。

リング状のインジケーターが表示されるのでそれを参考にして気長に待つ。

前にも述べたが、Colab環境ではセッションが終了して所定の時間が経過されるとインストールしたパッケージ等はリセット(削除)される。これには作成したファイルやアップロードしたファイルも含まれるため、リセット(削除)される前にダウンロードする必要がある。


3)KH Coderの設定方法(Windowsb環境)

ダウンロード出来たら解凍してmecab-ipadic-NEologdフォルダを取り出す。

Windows10では、zipファイルを通常のフォルダと同じように中身を見ることができる。かなり階層が深いがmecab-ipadic-NEologdフォルダを簡単に取り出すことができるはずである。

なお、KH CoderではMecabのデフォルトの設定で、辞書の文字コードはUTF-8となっているのでエンコードの必要は無い(この設定は、「プロジェクト」→「設定」でMecabの個所に表示されるので確認できる)。

それからKH Coderフォルダ配下にあるMeCab辞書のフォルダにmecab-ipadic-NEologdをコピーする。

デフォルトの設定でインストールした場合は

C:\khcoder3\dep\mecab\dic

となっているはずで、ここにはipadicフォルダもあるはずである。


続いて

C:\khcoder3\dep\mecab\etc\

にあるmecabrcファイルをテキストエディタで開いて下記のように変更し保存する。


dicdir =  $(rcpath)\..\dic\ipadic

dicdir =  $(rcpath)\..\dic\mecab-ipadic-neologd


書き換えても良いが「;」でコメントアウトする方が実用的かな。

dicdir =  $(rcpath)\..\dic\ipadic

;dicdir =  $(rcpath)\..\dic\ipadic

dicdir =  $(rcpath)\..\dic\mecab-ipadic-neologd


KH Coderでプロジェクトの新規作成で、形態素解析エンジンをChaSenからMeCabに変更する。

これでKH Coderでmecab-ipadic-NEologdが使えるようになったはずである。

mecab-ipadic-NEologdを更新する場合は、同様の手法で新しいフォルダをダウンロードした後入れ替えれば良い。


余談だがKH Coderではデフォルトでは「C:\khcoder3」にファイルが解凍される。

削除する場合はこのフォルダを削除すれば良いし、移動することも名前を変えることも可能。

ただし、MecabやChasenでは「C:\khcoder3」でパスが通っているので、移動したり名前を変えたりすると起動できなくなるのでパスを変更する必要がある。


以上の変更を行ったが、果たしてその結果を確認してみる。

使用するのは下記の文章。

「鬼滅の刃は吾峠呼世晴による日本の漫画作品。」


まずはColab環境でMecabを使用した場合。

その結果が次の通り。

MeCab + IPADIC(Mecab標準)の場合

鬼: 名詞,一般

滅: 名詞,一般

の: 助詞,連体化

刃: 名詞,一般

は: 助詞,係助詞

吾: 名詞,一般

峠: 名詞,接尾

呼: 名詞,一般

世: 名詞,一般

晴: 名詞,一般

による: 助詞,格助詞

日本: 名詞,固有名詞

の: 助詞,連体化

漫画: 名詞,一般

作品: 名詞,一般

。: 記号,句点


Mecab + mecab-ipadic-NEologdの場合

鬼滅の刃: 名詞,固有名詞

は: 助詞,係助詞

吾峠呼世晴: 名詞,固有名詞

による: 助詞,格助詞

日本の漫画: 名詞,固有名詞

作品: 名詞,一般

。: 記号,句点


前述の通りデフォルト辞書では「鬼滅の刃」が全てバラバラに抽出されている。「吾峠呼世晴」も同じ結果。

しかし、辞書をmecab-ipadic-NEologdに変更すると「鬼滅の刃」「吾峠呼世晴」はそれぞれ固有名詞として抽出されている。


次に、この文章をKH Coderで取り込んで抽出語リストを作成してみる。

以下、その結果。
















これらの結果は、MecabをPython(Colab環境)で使用した場合とほぼ同じであるので、KH Coderでも辞書の変更は正常に行われたと思われる。


以上のように、mecab-ipadic-NEologdは最近のトピックスを扱う場合には大きな効果を発揮するだろう。


2019年5月4日土曜日

KHコーダ(KHcoder)でテキストマイニング  ~ 共起ネットワーク その2 ~


今回、題材としたのはシャーロックホームズの「赤毛連盟」。
有名な話なので読んだことがある人も多いだろう。
もし読んだことが無かったり、若しくは内容をよく覚えていない方は青空文庫等で入手できるので一読して欲しい。その方がテキストマイニングの結果が分かりやすいと思う。
日本語作品は「青空文庫」で、英文は「プロジェクトグーテンベルク」というサイトで入手可能。


早速KHコーダ(KHcoder)を起動して日本語テキストを取り込む。
上部メニューの「プロジェクト」から「新規」、それから当該テキストを選択して新規プロジェクトを作成して、「前処理」→「テキストのチェック」を行う。今回は修正の必要は無いようなので、そのまま「前処理の実行」を行った。
それから抽出語リストを開いて確認し、それから共起ネットワークを作成した。


図1.最初の共起ネットワーク画面

共起ネットワークを確認したところ、今回のテキストでは「シャー」と「ロック」がそれぞれ別々の語で抽出されていた。そのため一度共起ネットワークを終了させ、「前処理」→「複合語の抽出」で行い、それから「前処理」→「語の取捨選択」で「シャーロック」を「強制抽出する語の指定:」で設定した後、「前処理の実行」を行い再度共起ネットワークを描画させた。

以後、オプション画面での設定は下記の通り。
「集計単位」を「段落」
「最少出現数」は10に設定
「品詞による語の取捨選択」では「既定値」
「共起関係(edge)の種類」では「語-語」
「バブルスロット」にチェック
「共起パターンの変化を探る(相関)」にチェック

条件を変えて検討する場合は「実行時にこの画面を閉じない」にチェックを入れる。


まず「Subgraph」を表示させる。


図2.Subgraph - modularity


図3.Subgraph - random walk

サブグラフ検出では「modularity」と「random walk」で、それぞれグループ分け(subgraph)の細部が違っているが、この subgraph により大まかな物語のあらすじは分かってくる。


次に「中心性」を見てみる。
図4.共起ネットワーク「中心性」

中心性で見ると、「質屋」「銀行」「店員」「髪」「コバーグ」※ などの言葉があり、この物語のキーワードとなることがわかる。
※「コバーグ」は質屋がある場所名、すぐ隣に銀行がある。


図5.共起ネットワーク「中心性」(最少スパニング・ツリーだけを描画)

「最少スパニング・ツリーだけを描画」にチェックを入れて描画した。こちらの方がキーワードが分かりやすい感じがする。


最後に「相関」を見てみる。


図6.共起ネットワーク「相関」

こちらも最少スパニング・ツリーだけを描画させた。

図7.共起ネットワーク「相関」(最少スパニング・ツリーだけを描画)

「相関」を表示させることにより、物語の前半では「ウィルソン」「髪」「連盟」などの言葉が、後半では「地下」「銀行」「質屋」などの言葉が多く用いられるようになっていることが分かる。これで物語の展開が大まかに理解できるだろう。
こちらも「最少スパニング・ツリーだけを描画」にした方が分かりやすいようだ。

次に、「関連語検索」で共起ネットワークを表示させてみる。
とりあえず「赤毛」で検索する。
「ツール」→「抽出語」→「関連語検索」で「関連語検索」の画面を表示させて「#直接入力」で「直接入力:」と「and」ボタンの横の入力エリア(デフォルトのカーソルの位置)に「赤毛」と入力し、集計単位は「段落」として「集計」ボタンを押して検索させた。
「フィルタ設定」で品詞は「既定値」、「最少文書数」は10で設定で「OK」を押して、「共起ネット」ボタンを押して描画さる。
「赤毛」を中心とした共起ネットワークが表示された(検索語は二重正方形で囲んで表示)。


図8.「赤毛」で検索した共起ネットワーク

最少スパニング・ツリーだけで描画させた。

図9.「赤毛」で検索した共起ネットワーク(最少スパニング・ツリーだけを描画)

こちらは検索語の選択も含めて、もう少し条件を検討した方が良さそうである。


続いて英文に関しても同様に行う。
抽出語の確認をしたところ、英文では「sherlock」は問題無く認識されていたので、強制抽出は行わなかった(stop words は設定済み)。
「品詞による語の取捨選択」では「すべて」を選択。後は日本語と同じ条件設定で行った。

図10.共起ネットワーク「Subgraph modularity」表示


図11.共起ネットワーク「中心性」表示


図12.共起ネットワーク「中心性」表示(最少スパニング・ツリーだけを描画)


図13.共起ネットワーク「相関」表示


図14.共起ネットワーク「相関」表示(最少スパニング・ツリーだけを描画)


同じく気になるキーワードがあれば、日本語と同様に「関連語検索」で共起ネットワークを表示させれば良い。
例として「red-headed」で検索して、共起ネットワークを最少スパニング・ツリーだけで描画させた(Subgraph - modularity表示)。



今回は共起ネットワークだけを用いてテキストマイニングを行ったが、以上のように題材とした小説「シャーロックホームズの冒険・赤毛連盟」の大まかなストーリーやキーワードは英語・日本語共に理解できた。KHコーダには共起ネットワーク以外にも様々なコマンドがあるので興味がある方はマニュアル等を参考にしていただきたい。さらに詳細なテキストマイニングを行えるはずである。

2019年5月2日木曜日

KHコーダ(KHcoder)でテキストマイニング  ~ 共起ネットワーク その1 ~


KHコーダにはいくつかの分析コマンドがあるが、今回は主に共起ネットワークを使用することにした。共起とは、ある単語と別の限られた単語が頻繁に出現することである。
このコマンドを用いることにより出現パターンの似通った語を線(edge)で結んだネットワークを描画することが出来る。そこからテーマないしはトピックを読み取れる。
よって小説でこの分析コマンドを使うと、物語のあらすじや登場人物の関係図などが読み取れるはずである。


共起ネットワークを表示させるには大きく分けて二つある。

その1.「ツール」→「抽出語」→「共起ネットワーク」で起動する方法
これで起動すると共起ネットワークの「オプション」画面(設定画面)になる。ここで各種の設定を行い「OK」で共起ネットワークが描画される。
それぞれの設定に関しては基本的はデフォルトの設定で大きな問題は無いが下記項目に関しては検討が必要となる場合もあると思う。

<集計単位と抽出語の選択>
「集計単位」
KHコーダでは分析対象テキスト中で「語」が出現する場所と「語」が出現する回数を計算して分析する。「語」は抽出語のことで分析の最小単位となり、「場所」は「文」または「段落」のことである。よって集計単位を「段落」に設定するのか「文」に設定するのかで結果が大きく異なることがある。「段落」「文」それぞれを試して良い方を選択する必要があるが、「段落」→「文」の順で評価することが推奨されている。

「最小出現数」
出現語(抽出語)の最少出現数を設定する。大きくすれば対象語が少なくなるし、小さく設定すれば多くなる。試して最も適当な数値を検討する必要がある。

「品詞による語の取捨選択」
前述のように「既定値」の設定では、良く用いられるが特徴的な意味をあまり持たない語を省いてある(日本語の場合のみ)。
こちらもどの品詞を表示させるのが良いか試してみると良いだろう。


<共起ネットワークの設定>
「共起関係(edge)の種類」
ここでは語と語、または語と外部変数の共起関係の表示の設定ができる。今回は外部変数は用いていないので「語-語」で設定する。

「バブルプロット」
この項目ににチェックを入れると、語の出現数に対応して円のサイズが変化する。つまり大きい円ほど多く出現している語になる。

「最小スパニング・ツリーだけを描画」
この項目にチェックを入れるとシンプルなネットワークを描くことができる。ネットワークが複雑になったりして見づらいときに使うオプションである。

「共起パターンの変化を探る(相関)」
このオプションを利用することにより相関関係を可視化して物語の進行にともなう変化を読み取ることが出来る。
具体的には、相関を計算する対象を「出現位置」にしてネットワークを描画させると、データの前方(物語の前半)で多く共起している語のペアは青色の線(edge)で結ばれ、データ後方(物語の後半)で多く共起している語のペアは赤色の線(edge)で結ばれる。





<共起ネットワーク描画画面での操作>
中心性とサブグラフ検出
「比較的強くお互いに結びついてる部分」のことを、KHコーダ(KH Coder)では「サブグラフ」と表記される。つまり同じグループといった意味であろう。
共起ネットワークを描画した場合、下部に「カラー:」と表示されているボタンが表示される。これを押すことによりプルダウンメニューで、語(node)の色分け方法を幾つか選択できる。
最初は「中心性」による色分けであり、黄色よりも青色の方が,中心性が高いことを示す。
次は、比較的強くお互いに結びついてる部分を自動的に検出してグループ分けを行い、その結果を色分けによって示す「サブグラフ検出」である。
「modularity」と「random walks」の方法を選ぶことができるが、見やすい方を選ぶと良いだろう。
ちなみに色のついていない語(白色)は、他の語とサブグラフを形成していない単独の語である。また同じサブグラフに含まれる語は実線で結ばれるのに対して互いに異なるサブグラフに含まれる語は破線で結ばれる。
「共起パターンの変化を探る(相関)」にチェックを入れると前述の方法に加えて「相関」が追加される。


その2.「ツール」→「抽出語」→「関連語検索」で検索を行い、下部メニューから「共起ネットワーク」をクリックし起動する方法。

この場合は検索した語に関しての共起ネットワークが表示され、検索の条件として用いた語は二重の正方形で囲んで表示される。
しかし検索語が表示されない場合があったので原因を調べたところ、どうやら対象語が多い場合は二重正方形で囲んで表示されるはずの検索語が表示されない場合があるようだ。
その時は「フィルタ設定」で「最少文書数」の数を増すなどの操作を行う。
この「フィルタ設定」の画面も全体が表示されないにもかかわらず、スクロールバーも表示されないので、もし「OK」ボタンが画面に表示されていない場合はウィンドウを下部に伸ばしてみることも必要のようである。
検索語が表示される以外は、その1の場合とほぼ同じである。

2019年5月1日水曜日

KHコーダ(KHcoder)でテキストマイニング  ~ 抽出語の作成まで ~


本稿の作成に当たってはKHコーダーのマニュアルを参考にさせていただいた。KHコーダーの開発者の樋口耕一先生に謝辞を表したいと思う。また著作権の関係から詳細な内容は割愛した(無断転載に当たる可能性があるので)。興味がある方はKHコーダーのマニュアルを一読されることをお勧めする。
ちなみに、現時点でのKHコーダーのバージョンは3.Alpha.16である。


KHコーダ(KHcoder)は英語にも対応しているらしい。他の外国語も対応しているようだが英語以外は試作段階のようだ。
今回は英語と日本語の両方で同じ題材を使用するので、その違いが分かるかも。

「単純なテキストファイルを使用して分析の一歩目を踏み出す」という目的のため、今回は小説を使ってKHコーダの一般的な使い方で分析を行う。


通常テキストマイニングは外部変数などを使うことが多い。
外部変数というのは、例えばアンケート等で質問に対する回答に付随する属性等で性別であったり年齢、住んでいる場所などの情報である。
今回は外部変数を付与する必要は無いのでテキストのみで行う。

余談だが、KHコーダではテキスト形式だけでなくエクセルファイルやCSV形式のファイルも扱えるらしい。

KHコーダでテキストマイニングを始める前に英文では確認することがある。ダウンロードしたテキストファイル中には、体裁を整えるため右端を改行で体裁を整えてある場合があり、この場合はこの改行を削除する必要がある。
その理由は、KHコーダでは対象の文章を「文」単位と「段落」単位で分析を行うことによる。「文」の場合は句読点で、「段落」の場合は改行で判断する。そのため段落の終わり以外で改行がなされていると「段落」が不正確になり正確な分析ができない可能性がある。そのため不必要な改行を削除する。

その方法はコチラで説明しているので参考にして欲しい。


1.プロジェクトの作成
KHコーダではまず「プロジェクト」の作成から始める。初めての場合は新規作成になる。それからファイルを開く。この時、日本語か英語の選択ができる。

日本語の場合、上部メニューの「前処理」から「分析対象ファイルのチェック」を選んで実行すると分析対象テキストをそのま読込できるのかどうかををチェックしてくれる。
英語の場合は「分析対象ファイルのチェック」はアクティブになっていないので使用できないようだ。まあ英文は26文字しかなく日本語のように多数の文字数は無いので大きな問題無いだろう。


2.前処理の実行
次に「前処理の実行」をクリックする。この「前処理の実行」は対象の文章を分析するため必ず行う必要がある。

3.抽出語の確認
完了したら、上部メニューの「ツール」→「抽出語」→「抽出語リスト」で抽出語の確認ができる。
「抽出語リスト」のみでも抽出語の確認ができるが、パソコンにエクセルが入っている場合には「抽出語リスト(Excel出力)」も行った方が良い。「抽出語リスト」だけでは出現回数が多い順で表示されるため「フィルタ設定」でどの品詞を表示させるか判断が難しいが、「抽出語リスト(Excel出力)」で表示させると抽出語リストが品詞毎に全てエクセルで表示されるので、その判断がしやすくなる。

日本語の場合、フィルタの「既定値」の設定では一般的に用いられるが特徴的な意味を持たない語を省いてある(「する」「ある」「ない」などの語)。
これは日本語だけの設定であり、英語でも「既定値」ボタンは表示されるが押してもフィルタ設定に変化は無い。
以下説明する強制抽出した語は日本語・英語共に「タグ(TAG)」に分類される。

また抽出語リストを確認すると、目的とする語が抽出されていない場合がある。
その時はまず「前処理」→「複合語の抽出」で複合語を抽出する。
それから「前処理」→「語の取捨選択」で表示される画面で、対象の語を「強制抽出」する。「複合語の抽出」でも抽出されなかった場合は「語の取捨選択」で直接入力する。


ここまでは日本語と英語ともにほぼ同じように処理は行える。
しかし英語では別の注意が必要になる。
それは「stop words」の処理で、stop words処理とは英語において頻繁に使用されるが特徴的な意味をあまり持たない語(be動詞など)を表示させない処理のことである。

設定方法は上部のメニューから「プロジェクト」→「設定」をクリックすれば設定画面が表示されるので「stop words」の「設定」ボタンをクリックして設定する。今回はtutorial_en フォルダに同梱されているstop words のリストサンプル(stopwords_sample_en.txt)をそのまま用いた。


図1.KHcoderの設定画面.

結局のところ、日本語の場合はフィルタ設定の「既定値」で、英語の場合は stop words で同じような処理を行うイメージだろう。

そして各種の設定変更を行った場合、必ず再度「前処理の実行」を行うこと。そうしないと変更内容は分析結果に反映されない。

2019年4月29日月曜日

KHコーダ(KHcoder)でテキストマイニング 準備編

KHコーダ(KHcoder)で英文のテキストマイニングをやってみようと思った。

題材は「プロジェクトグーテンベルク」という日本の「青空文庫」みたいなサイトからテキスト形式でダウンロード。

エディタで中身を確認。
するとココで大きな問題を発見する。

体裁を整えるために文章の右側で改行してあるのだ。

↓こんな感じ
His manner was not effusive. It seldom was; but he was glad, I
think, to see me. With hardly a word spoken, but with a kindly
eye, he waved me to an armchair, threw across his case of cigars,
and indicated a spirit case and a gasogene in the corner. Then he
stood before the fire and looked me over in his singular
introspective fashion.


今回使用するテキストマイニングツール「KHコーダ(KHcoder)」では、文章の終わりを句読点で段落の終わりを改行で判断する。
この場合、一つの段落にもかかわらずKHコーダでは6つの段落と判断してしまう。これでは正確な分析はできない。
更には、通常は語と語の間を半角スペースで区切ってあるが文末に改行がある場合はこの半角スペースが無い。
よって修正しようと思うと、半角スペースを挿入して改行を削除(または改行を削除して半角スペースを挿入でも問題無し)という作業が必要となる。
短い文章であれば問題は無いけれど、文章が長いと手間がかかるしタイプミスや操作ミスの可能性もある。

そこで良い方法はないだろうかと調べるとワープロソフトの「ワード」で改行を削除できることが分かった。

以下その手順(Word 2013 の場合)

準備として改行文字が表示されていない場合は表示させる。
1.[ファイル] をクリックして [オプション]
2.[表示] をクリックし、[段落記号] をチェックして [OK]

改行を削除する方法
1.[ホーム] タブをクリックし、編集グループにある [置換] をクリック
2.[オプション] をクリックし、[あいまい検索] のチェックを外す。次に[特殊文字] をクリックして [段落記号] をクリック
3.「検索する文字列」に改行を表す文字列 ^p が入力される。「置換後の文字列」には何も入力しないと削除される。
ここで「検索する文字列」に段落記号 ^p を、「置換後の文字列」に半角スペースを入れて実行すると改行文字は削除され、代わりに半角スペースが挿入される。


以上の作業で改行は削除できた。しかし今度は段落が分からなくなってしまう。そこで良く文章を見ると半角スペースが二つ繋がっている箇所がある(もし半角スペースが表示されていない場合は、段落記号を表示したようにオプションの表示でスペースを表示させる)。
元の段落の場所は、改行が二つ繋がっていた場所で改行を半角スペースに置換させたので半角スペースが繋がっている状態となっているのだ。
よって、同じように今度は半角スペース2つを「検索する文字列」に入れ、「置換後の文字列」に段落記号 ^p を入れる。段落記号を2つ入れても問題無い。一つだと段落同士が隣接するし、二つ入れると段落と段落の間が一段改行される形になる。どちらがいいかはお好みで。

場合によっては改行の前に半角スペースが入ってしまうことがある。この場合も「検索する文字列」に半角スペースと段落記号 ^p を、「置換後の文字列」に段落記号 ^p を入れて置換すると半角スペースは削除される。

どうやらワードだけでなくエクセルでも改行文字の削除はできるようなのだが、今回はワードで目的とする操作ができたのでエクセルの方は調べなかった。興味がある方はご自分で調べてみて下さい。

これで題材の準備はOK。
テキストマイニングの場合、文や段落が重要な意味を持つため文章の区切りを正確にすることが大事である。間違った情報からは間違った結果しか導かない。ご注意を!!

2015年6月15日月曜日

LINE MUSIC(ラインミュージック) 事始め

LINEはエイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメントの三社共同出資してLINE MUSIC株式会社を設立したらしい。
このLINE MUSIC株式会社が6月11日にスタートさせたのが、定額制のオンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUISC」。
本来は有料サービスだけれど8月9日までは全楽曲・全機能を無料で体験可能となるらしい。ニュースリリースでは「2ヶ月」となっている場合があるが、正確には8月9日まで。これは早速使ってみなければ。

それで早速LINEを立ち上げるがそれらしいサービスは見あたらず。どうやら専用のアプリをダウンロードする必要があるらしい。
グーグルプレイで検索するが、ヒット無し。ど~なってんだぁ。
しょうがないのでアンドロイドの初期画面から「LINE MUSIC」と音声検索。
するとLINE MUSICの案内HPがヒット。ここにグーグルプレイへのリンクが貼ってあったのでコチラからアプリをダウンロードした。

早速立ち上げると、画面が綺麗。ラインのちょっと野暮ったい画面を想像していたがそういうイメージは全く無し。

初期画面にはいろいろとお勧めアーティストなどがあるが、上部に見慣れた虫眼鏡アイコンがあるのでそれで検索が出来る。
検索しているとどんどん階層が深くなっていってトップページに戻るのが大変になる。
そんな時は左端を左から右にスライドさせるとメインメニューが表示される。
ただし、楽曲再生画面では左上の下矢印で表示させる。

気に入った曲があったら再生中であれば「メニュー」から「お気に入り」または「プレイリストに追加」で追加(プレイリストの場合は作成も)可能。
この「お気に入り」と「プレイリスト」には左スライドで表示されるメインメニューの「マイミュージック」で見ることが出来る。

作成したプレイリストを削除する場合には「マイプレイリスト」の横の「全てみる」で一覧を表示させてトップにある「マイプレイリスト」の下の「編集」をタップすると削除できる。
プレイリストの曲を削除したり曲順を変更する場合は目的のプレイリストを表示させて同じようにプレイリスト名の下の「編集」をタップして編集画面で行う。
なお削除する場合は削除するプレイリストやアルバム・楽曲を選択して「削除」をタップした後に右上の「閉じる」をタップしないと削除できない(「削除」→「戻る」では削除されない)ので注意が必要。

面白いのは、楽曲再生画面でジャケットイメージ(アートワーク)をタップすると再生曲の歌詞が表示される(ただし曲によっては歌詞が無い場合もあるようだ)。これはありがたいなぁ。

当然ながらエイベックスとソニーミュージックのミュージシャンのみのサービス提供だが、しかしどうやらエイベックスは少ない(またはまだ追加されていない)感じ。

ソニーミュージックの邦楽ミュージシャンは下記のサイトから確認できるので参考まで。

ソニーミュージック邦楽ミュージシャンリスト


8月9日までなので興味がある方は早めに試した方が良い。
しっかり楽しんで引き続き利用するかどうか考えよう。


2015年2月6日金曜日

東芝レグザの RZスイート express

自分はテレビやレコーダーなどのAV機器は東芝のレグザ(REGZA)シリーズを愛用している。
なぜなら、レグザはアナログの時代にはネットワーク関係に進んだ機種だったからだ。
アナログ放送時代のレグザにはネットdeダビングという機能があり、同じネットワーク内のレグザ同士でダビングが出来た。この機能を利用してダビング先をPCにすることもフリーのソフトを使って可能であった。

デジタル放送になった現在でも自分のTVとブルーレイレコーダーもレグザ。
具体的にはTVは32HE1
ブルーレイレコーダーはDBR-Z310

地デジになってもそんな流れから何となくレグザを使っている。ネットワーク関係はだいぶん縮小されたが、増設用にHDDにパソコン用のHDDが使用出来るのはありがたい。現在は他メーカーでもPC用HDDが使える機種が増えたがレグザはその先駆けだったと思う。

そんな中、先日中古ながら新しいノートPCを購入。
PCは別に東芝にこだわっていなかったが、たまたま東芝のダイナブックを購入。
スタンダードタイプとうたっていたがスペックはなかなか。

それ以来、東芝のネットワークに対する姿勢から考えてレグザとダイナブックをつなげることが出来ないかなと考えていた。

そこで調べてみると方法があった。
「TVコネクトスイート」と「RZスイート express」の二つ。どちらも東芝のオリジナルアプリ。
しかし「TVコネクトスイート」ではマウスとキーボードはサポートされていない(タッチスクリーンのみ対応)ので通常のタッチパネルが無いPCでは使用できず。
結局、一般的なPCでは「RZスイート express」を使うことになる。

以下はPCは東芝ダイナブックT554、ブルーレイレコーダーはDBR-Z310を用いた場合であることをご了承願いたい(TVのHE1はRZスイートには対応していない)。

「RZスイート express」には「RZプレーヤー express」「RZライブ express」「RZポーター express」の3種類のアプリが含まれている。

「RZプレーヤー express」はテレビやレコーダーに録画した番組を視聴できる。
「RZポーター express」はテレビやレコーダーに録画した番組を、PCにダビング可能。外出先にPCを持ち出せば、空いた時間に楽しむことができる。
「RZライブ express」はレコーダーで受信している放送中のテレビ番組をライブ配信して視聴できる。

現在、「RZスイート express」がインストールされているPCとレグザレコーダーを同じネットワークにつなげている。具体的には同じルーターのHUBに接続している。

早速「RZプレーヤー express」を立ち上げるとあっさりレグザレコーダーが認識され、録画している番組をダイナブックで簡単に観ることが出来た。
この場合、レコーダーの電源が入っていなくてもRZレコーダーを操作すると自動で電源が入る(無論コンセントを抜いていたら無理だけど)。

「RZポーター express」を用いて録画番組をPCに移動させようとしたがコチラは多少の作業が必要。RZプレーヤーのように単純にポーターを立ち上げても「ファイルが見つかりません」のメッセージが表示される。ポーターを使うためにはレコーダー側で作業が必要になる。

具体的には次の通り。
ブルーレイレコーダーのダビング機能から「持ち出し用変換」で録画している番組を選択。これを持ち出し用に変換する(変換は等倍速のみで行われる)。この場合、変換レートも選択できる。「持ち出し用変換(LAN)」というメニューもあるがこの時点では選択できない。

番組の変換が完了したら今まで選択できなかった「持ち出し用変換(LAN)」が選択できるようになっている。
それで「持ち出し用変換(LAN)」を選択するとダビング先機器選択画面が表示され、LANで接続された機器が表示される。そのうち「RZスイート express」がインストールされたPCのダイナブックを選択。
持ち出し番組一覧が表示され、目的の番組を選択すると「ダビングすると、番組はダビング元に残りません」とメッセージが表示されるので「はい」を選択する。
メッセージの意味はムーブのみでコピーは出来ないということ。ムーブされるのは変換された番組で、変換元の番組は残る(当然コピー可能回数は減る)
実行をすると持ち出し用に変換した録画番組がダイナブックに移動される。画質(変換レート)はそのままでも今回は高速ダビングとなる。
確かに、変換スピードよりダビングスピードは速い。

再生はRZポーターで行う。
RZポーターを立ち上げると、ダビングされた番組が表示されるのでそれを選択すると無事再生された。

以上の操作をまとめると、RZポーターにおいて再生以外の操作はレコーダー側で行い、ポーターでは再生のみ行うということになる。
一方RZプレーヤーはPCのみで操作でき、レコーダー側の操作は必要ない。

RZプレイヤーは別として、RZポーターをどう考えるかだと思う。
というのも、目的とする番組をブルーレイディスクにダビングしてファイナライズ処理をするとダイナブックでも観ることが出来る。
この方法としては
レコーダーに録画した番組をブルーレイディスクにダビング→ディスクをファイナライズ処理→PCのドライブに挿入→鑑賞
もちろんこの場合はPCのドライブはブルーレイドライブが必要となる。
一方RZポーターでは
録画した番組を持ち運び変換→変換した番組をRZポーターが入っているPCにLANで移動→RZポーターを立ち上げ鑑賞
となり、手間的には余り変わらない。
さらにはディスクにダビングした場合は録画した画質で観ることが出来るが、持ち出し変換すると画質が落ちる(変換レートで画質を調整することは可能)。
ただしメーカーとしてはディスクにダビングしファイナライズ処理をした場合、すべての場合で処理をした機器以外の他のプレイヤー(PCを含む)での再生を保証していない。画質が綺麗だからとディスクに焼いてもPCで再生できない場合もあるということだ。その点RZポーターではその可能性はかなり低くなると思われる。
もちろんブルーレイディスクを使用するとブルーレイドライブも必要となりディスク費用が必要となる。

以上を考えると、録画した番組をPCで持ち出す場合どちらを選ぶか、難しい選択だなぁ。まあケースバイケースということになるのだろうか。


残りの「RZライブ express」だが、こちらはレコーダー側で
ネットワーク設定→ネットdeナビ/レグザリンク連携設定→レグザリンクシェア設定
でIDとパスワードを設定。

これをRZライブの設定画面でのIDとパスワードを合わせる。

これでRZライブを立ち上げると、放送中の番組をPCで観ることが出来る。

家族で各個人が部屋にTVが無くてもLAN経由でPCでTVを観ることが出来る。
ただし、使い勝手はイマイチ。

RZライブを立ち上げると、いきなりTV放送の画面になる。チャンネルを変える場合には右上の矢印をクリックすることになるが、これに関しては全く説明が無く、マウスの右クリックでもメニューは表示されない。
さらにはチャンネル選択画面では同じチャンネルが複数表示される。たぶんマルチチャンネル対応なんだろうけど、表示されるのはチャンネル数字だけでそのチャンネルに対応しているTV局名は表示されず分かりにくい。決定的なのは番組表がRZライブでは表示されないので、現在放送中の番組や観たい番組は別途番組表を入手する必要がある。使いやすさを考えてあるとは思えないなぁ。
部屋でTVを観る場合、これを主として使うかどうかは微妙なとこだ。


そうしているうちに、東芝がTV事業から撤退というニュースが飛び込んでいた。もう自社ではレグザTVは作らないらしい。今後のレグザのネットワーク機能がどうなるか、気になるところだ。

2015年1月23日金曜日

GoogleドキュメントのOCR機能

GoogleドキュメントにはOCR機能がある。当然これはフリーで使えるOCR。
どんな感じが使ってみようと思い使い方をネットで調べたが、どうやらやり方がかなり変わっていてネットで調べた内容は古い情報ばかりで使い方がよく分からない。

いろいろと調べて試行錯誤をして何とか使い方が分かった。
おおよそ次の通り(2015年1月20日現在)。

まず重要なのはグーグルドキュメントのOCR機能はグーグルドキュメント単体では設定できないということ。古い情報ではグーグルドキュメント単体で使用できるように書いてあるが現在では出来ない。グーグルドライブとグーグルドキュメントの二つが必要のようようだ。。
まあ通常グーグルドライブは入っていることが多いが、入ってなければこの二つを入れておく必要がある。

今回はGoogleクロームを使った場合の説明となる。
他のブラウザはそれぞれ調べてみて下さい。

グーグルクロームでは立ち上げると「アプリ」というボタンが左上にあるのでそれをクリックすると入っているアプリが確認できる。ここで「Googleドライブ」と「Googleドキュメント」があることを確認しておく。

OCRの設定はグーグルドライブで行う。
クロームの「アプリ」をクリックしてグーグルドライブを立ち上げる。それから右上の歯車の形をした「設定」アイコンを選ぶ。
このアイコンにマウスを置くと「設定」という説明が出てくるので確認できると思う。

クリックすると「設定」「ドライブをダウンロード」「以前のドライブに戻す」「ヘルプ」のメニューがあるので、もちろん「設定」をクリック。

すると「全般」と「アプリの管理」があり、その「全般」を選択。

「全般」の中の「アップロードしたファイルを変換する」の「アップロードしたファイルを Google ドキュメント エディタ形式に変換します」にチェックを入れる。
以前はもっと多くの設定内容があったようだが現在はこれだけのようだ。

また、「言語」の「言語設定を変更」をクリックすると日本語とその他の理解できる言語の設定ができる。その他の言語は英語を選ぶ人が多いと思う。
設定が終わったら、「言語」の横の「←」をクリックして前の画面に戻る。このとき「設定」の画面でなくグーグルドライブのメイン画面の戻るので、再度「設定」→「設定」で「完了」をクリックする。

これで設定は終了。

次にファイルのアップロード。同じくこれもグーグルドライブから。
今度は左上の「新規」ボタンをクリック。
すると「フォルダ」「ファイルをアップロード」「フォルダをアップロード」など出てくるので、目的とするメニューをクリック。
ファイルをアップロードする場合は当然「ファイルをアップロード」をクリック。
クリックするとファイルを選択する画面が出てくるので目的とするファイルを選ぶとアップロードが始まる。

完了すると、アップロードしたファイル名が表示される。
これを選んで右クリックすると「アプリで開く」というメニューがあるので、その中のGoogleドキュメントを選ぶ。
するとGoogleドキュメントが立ち上がり、選んだファイルが表示されその下にOCRの結果が表示される。

以前のバージョンでは、アップロードするたびにOCRを使うかどうか設定することが出来たようだが現在では出来ないようだ。
前と比べて簡素化されている感じ。

で、実際に使ってみた感想だが、pdfファイルでは上手く読み取れることもあったが、jpgでは上手く読み取れないことが多かった。
結論的なことは言えないが、条件を変えたらjpgでもひょっとしたら使えるようになるかもしれない。
今度時間があるときにやろうかな。たぶんやらないだろうなぁ。

2014年10月27日月曜日

Pdanet+でデザリング

ご存じのようにスマホではデザリング機能というのがある。
テザリング(tethering)とは、スマートフォンやデータスマホなどを介して、パソコンやタブレット端末、ゲーム機などをインターネットに接続すること。 テザリング機能を搭載したスマートフォンなどが中継することで、たとえば自宅の無線LANルータに接続しているのと同じような感覚で、ノートパソコンなどの機器を、どこでもインターネットに接続することがでる。

デザリング機能自体はAndroidではバージョン2.2より標準で搭載されていたようだが、日本では各携帯会社で通信量が増えることを嫌って最近まで使えなかった。
iPhoneもiPhone5から対応した。

しかしデザリング機能を使用する場合は別途料金が発生する。会社によっては2年間無料となるところもあるようだが、あまりデザリングを使用しない場合はもったいないよなぁ。

自分の場合は年に数回しか使わない。かと言って使えないと困る。
また通信速度もさほど早い必要もなく、LTEでなく3G回線でも問題ない。

そこで使っているのが「Pdanet+」
Androidのバージョンとしては対応しているが各会社の事情で使えないデザリング機能を、使えるようにするアプリ(ソフト)。

使い方としてはスマホにPdanet+アプリを入れて、WindowsマシンにWindows用PdaNet+ドライバを入れる。
まあ通常の流れだが、Windowsに入れる場合には多少注意が必要。

Windowsにインストールする場合には、本体のPdanet+ドライバを入れる前に、使っているスマホのUSBとADBドライバを入れなくてはいけない。

ADB (Android Debug Bridge) を使用するためのドライバで、各端末専用のADBドライバは、下記の各メーカーサイトよりダウンロードできると思う。

USBとADBドライバを入れておかないと当然繋がらない。まあ忘れても「コントロールパネル」→「システム」→「デバイスマネージャー」で、マークがついているデバイスを探して入れ直せば問題ないだろう。


このPdanet+だが、有料版と無料版とがある。

違いは、無料版の場合は通信量が10MB(多分)を超えると通信が切断され、Full Versionの購入を促されるメッセージが表示される。手間でなければ、その都度接続し直せば大きな問題は無い。しかし使っていると、その手間が面倒なってきた。

そこで自分は有料版を購入を決断。価格は14.94ドルが、自分が購入した時は7.94ドルだった。当時のレートで約830円。 有料版はコチラ

ちなみにauの場合、デザリング機能を利用する場合、500円/月の利用料が発生する。
それを考えると、830円でずっとデザリングを利用できるのはコストパフォーマンス的に良いと思い有料版を購入。

購入といってもメールでシリアル番号が送られてくるので、それをスマートフォン版のPdanet+の一番下にある『Full Version Unlocked』に入力。
それで制限が解除される。

ちなみに本内容を実施する場合、通信料定額サービスの範囲外となり思いがけない多額の通信料が発生する事もある。ご利用の場合は自己責任にて

2014年9月25日木曜日

いまさらXP再インストール騒動記

今更ながらXPを再インストールした。XPのサポートは2014年4月に終了している。しかし調べてみるとXPは現在でもWindows7に続いて使用されているらしい。Win8 or Win8.1より使われているのだ。

自分は普段は使わないモバイルノートPCを持っている。年に数度しか使わないが、しかし必要なのだ。そのPCにグーグルクロームを入れて、それからChromeリモートディスクトップを入れた。するとリセットがかかってXPが立ち上がらなくなってしまった。これはマズイ。
使い始めてだいぶん立つので一度XPをクリーンインストールをして設定し直そうと思っていたところであったので再インストールすることにした。
幸いなことにセーフモードでは立ち上がったので、必要データをLAN経由で他のPCに移動させることが出来た。

さて、問題の再インストール。
ドライブが無いPCだったので、内蔵ハードディスクからXPを再インストールすることになった。古いPCなので再インストールされるXPはsp2。まあXPsp2は問題なく再インストール終了。
それからXPsp2からsp3にしようとしたが、まずアップデートが上手くいかない。
アップデート方法はWindows Updateでアップデートする方法とパッケージをダウンロードしてアップデートする方法がある。
しかしWindows Updataでは上手くいかない。アップデート方法がsp2には対応していないようだ。しょうがないのでパッケージをダウンロードしようとしたがコチラも上手くいかない。どうやらxp2でインストールされたIE6が問題のようだ。それではと、IEの最新版をダウンロードしようかと思ったが、最新版はサポートが終了しているXPには対応しておらず、XPに対応しているIE8にアップグレードしようとした。しかしこれもまたマイクロソフト迷路に迷い込んでしまい訳が分からない

結局、最新版がダウンロードできるFirefoxを落としてきて、XPsp3のダウンロードパッケージをダウンロードしたら問題なくダウンロードできた。

具体的には次の通り。

「Windows XP SP3 をダウンロードしてインストールする方法」コチラから

の「ダウンロード センターからインストール パッケージをダウンロードする方法の操作手順」からダウンロード。
落としたファイル「WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe」は325Mほどあった。

早速それを用いてsp2からsp3にアップデート。sp3にしたらWindows Updataが出来るようになり無事にXPsp3の最終版にすることが出来た。終わってみるとIEも6から8になっていた。

結局sp2からsp3にするためには他社のブラウザが必要となる結果となった。相変わらずマイクロソフトのやることは良く分からん。マイクロソフトはユーザーのことを本当に考えているのかなぁ。

2014年5月8日木曜日

歯周病と歯磨きブラッシング

小さい頃から虫歯が多かった。しかしなかなか歯医者に行く機会もなく、数年前にやっと歯医者に行くことになった。そしてその時に殆どの虫歯の治療を行った。

やれやれ一安心、と思っていたがふと自分の歯を見たら「ん!??」と思ってしまった。歯茎が何か下がっているような感じなのだ。多くはないけれど特に前歯の一本にその傾向が顕著で、このままでは虫歯ではない歯が根本から取れてしまいそうだ。

歯茎そのものの何だかブヨブヨしているし、それに触るとすぐに出血する。どう考えても正常な状態ではない。そこで意を決して近くの歯科医に行って先生に相談した。

先生曰く、歯茎がブヨブヨしているのは腫れているかららしい。腫れているのですぐに出血することになるらしい。結局「歯周病」と言われた。ただしそんなに進行していないので正しい歯磨きの方法を実行すれば大丈夫だろうとも言われ、とりあえず一安心。


その歯磨き方法は後述するとして、帰ってきて早速「歯周病」なるものをネットで調べてみた。
以下、その検索結果。

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりする(痛みはほとんどの場合ない)。
進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければならなくなるらしい。


ちなみに健康な歯茎(歯肉)とそうでない歯茎の違いは、


「健康な歯肉」の場合
特徴:薄いピンク色の歯肉。
歯と歯の間に歯肉が入り込んで弾力がある。
歯肉が引き締まっている。
ブラッシングでは出血しない。

「歯肉炎」の場合
特徴:赤色の歯肉。
歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び膨らんでいる。
ブラッシングで出血する。

まさに自分の歯茎は歯肉炎の状態そのままだった。
う~~ん、これはいかん!!
早速教えられた歯磨きを実践しなければ!!


歯医者さんから教えられたブラッシング方法は以下の通り。

1.歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯ブラシを当る。そして、細かく前後に動かしながら磨く。1ヵ所につき10~20回程度繰り返し、5分以上をかけてブラッシングする。

2.でこぼこしている歯には1本1本丁寧に、歯ブラシを当て毛先を上下に細かく動かして磨く。

※歯ブラシは刃先が広がっていない出来るだけ新しいのを使うこと。また力を入れて磨くと歯ブラシの毛先が開いてしまいプラーク(歯垢)が落とせないし歯や歯肉を痛めてしまう。力の目安は、毛束がまっすぐなまま歯面に当たる程度でOK。

今までは、虫歯だけを気にして歯茎のことは殆ど考えていなかった。歯茎は歯ブラシが当たるとすぐに出血してしまうのでなるべく当たらないように歯磨きをしていたが、これは逆効果だったわけだ。

当初は歯茎から大出血。ホントに大丈夫かな?と思ったが信じて続けてみた。
すると1週間も経つと出血が減ってきた。さらには歯茎も引き締まり赤色からピンク色へ。
やっぱり歯医者さんの言うことは正しかった。


ちなみに、このブラッシングは歯を見ないでやると上手くいかないので、鏡などを使って見ながらブラッシングすると良い。

歯科医にはこのブラッシングのチェックだけで約一ヶ月通った。
先生にも「だいぶん歯茎の色が良くなって引き締まってきたね。」と言われた。お陰でかなり良くなったようだ。

TVを観ていたら丁度歯周病の話をしていた。虫歯は治療できるが歯周病で歯を支える土台が溶けてしまうと治療の施しようが無いらしい。
たとえると、家が壊れても大工さんに頼んで修繕できるが、家の土台が地震などで陥没したり壊れたりしてしまうと、たとえ家は大丈夫でも壊さないといけなくなるようなものだ。

虫歯も怖いけれど、歯周病は更に怖い。
なぜなら歯周病は痛みなどの自覚症状をほとんど伴わないからだ。そして、放置すれば悪化こそすれ決して自然には治らない。気が付いた時には手遅れで何本も歯を抜かなければならないようなことになりかねない。

正しいブラッシングをしていれば予防可能なので気を抜かずに続けていこう。

2014年4月23日水曜日

かんたん携帯 108SH 購入記 その3

今回は「かんたん携帯 108SH」の長所を...

大きな特長は「安心機能」だと思う。
108SHには「安心機能」というフォルダがありこの中に4種類ほどの安全・安心のための機能が集められている。
その中で、特に便利で安心だと思うのが「元気だよメール」という機能。
この機能は、日付が変わって最初に携帯端末の開閉操作を行った時に指定した相手(2箇所登録可能)にメールを1日に1回自動送信するというもの。
まあこれは本人と言うよりも、遠く離れた一人暮らしの肉親が108SHを持っている場合に便利で安心な機能。
108SHの歩数計機能がオンになっている場合、昨日の歩数も同時に送信される。一般的な場合は、毎朝携帯を開いた(操作した)という連絡と昨日歩いた歩数がメールされてくる。つまり、安心メールの送信元の人物が元気かどうか確認できるというもの。

それから本体側面には、スライドスイッチ式防犯ブザーも内蔵している。ブザーがオンになって時間が経つとコチラも指定した相手に自動的に電話をかける。この場合携帯をオープンにしなくてもそのままの状態で話が出来る。さらには携帯端末の位置をメールで知らせるように設定も出来る。
ただしこの位置情報はナビゲーションサービス「NAVITIME」のデータとなっている。できればグーグルマップで使えたら非常に便利だったのになぁ。この点は残念。

このように本人と家族が何かトラブルがあった場合に対応できるような機能が搭載されているので、離れて一人暮らしの肉親などに持たせておくと安心だと思う。

それからこれも高齢者向けと言うことだろうが、音量が大きい。着信音量だったり目覚ましの音などは非常に大きい。以前の携帯ではバイブ機能をオンにしておかないと音だけは気づかないことも多々あったが、108SHでは基本大音量なので助かっている。

更には、この端末は防水になっていて水洗いが可能である。ということは多少雨に濡れても問題ないと言うことだ。
大きいのは音だけでなく画面やボタンも大きい。デザインにこだわらなければ実用性は十分だろう。

2014年4月21日月曜日

かんたん携帯 108SH 購入記 その2

「かんたん携帯 108SH」を暫く使って感じた不便な点。

その1.「オープン通話」機能がない。
108SHは二つ折りのため、電話がかかってくると当然二つ折りを開く必要がある。このような携帯の場合、通話ボタンを押さなくても開くと同時に会話が出来る「オープン通話」機能が搭載されていることが殆ど。
しかし108SHにはこの機能がないようだ。そのため電話がかかってくると携帯を開いて通話ボタンを押す必要がある。オープン通話機能に慣れている自分としては面倒くさい。
ただし、この場合通話ボタンが点灯しているため、携帯を開いて次にどのボタンを押せばいいか迷うことは少ないと思う(メールが来たらメールボタンが点灯する)。
まあ高齢者向けということを考えれば、オープン通話機能を使うよりこのような使用にした方が良いのかも知れないが、中にはオープン通話が便利だと思う人もいると思うので搭載して欲しかった。残念。

その2.インカメラが無い
カタログ等を良く読んだら書いてあるが、カメラは搭載されているが自分取りに使うインカメラは搭載されていない。
まあしょうがないかなと思いもするけれど、しかし電話機能でTV電話は出来るようになっている。しかし前述のようにインカメラがないため自分の姿は相手に見えない。
TV電話が使えるならインカメラは付けるべきだし、インカメラが無いのならTV電話は必要ないと思う。なんだかこの辺りが中途半端だよなぁ。

その3.ボタンの配置がイマイチ
携帯を開くと、まず「OK]ボタンが目に付く。その左に「電話」ボタン、右に「メールボタン」。上に「便利」ボタンで下が「写真」ボタン。
前述のように、電話がかかってくると「電話」ボタンが点灯しメールが届くと「メール」ボタンが点灯して操作方法をナビしてくれる。
電話とメールと写真以外の機能は「便利」ボタンを押すことで表示される。しかしこの「便利」ボタンが多少使いにくい。まず「便利」ボタンを押して表示される機能は、使える機能の全てでなく一部なのだ。全ての機能を表示させるには更に右上の「全メニュー」ボタンを押す必要がある。この説明が無く、あるはずの機能が探せずに戸惑った。
さらには一部表示の便利メニューは全メニューからの入れ替えが出来ない。全メニューの中で人によってはよく使う機能もあるだろう。それを一部表示であまり使わない機能と入れ替えることが出来たら便利だったのに。
全体的に言えるが、高齢者向けということなのかカスタマイズ機能は弱い。しかし高齢者でも長いこと使ってくると自分の使いたいようにしたいと感じると思う。高機能のカスタマイズは必要ないとしても、一般の携帯電話で出来る程度のカスタマイズは出来て欲しい。

今回は欠点を挙げたがもちろん長所もある。それは次回に。

つづく...

2014年4月15日火曜日

かんたん携帯 108SH 購入記 その1

自分は携帯を二つ持っている。一つはauのスマホ。もう一つはソフトバンクのガラケー。最近ガラケーが老朽化して新しいガラケーを購入しようとずっと考えていた。

しかし、ソフトバンクはスマホに注力を注いでいるようで、いわゆるガラケーのラインナップが少ない。これはソフトバンクに限ったことではないが、特にソフトバンクは顕著に思われる。
別に108SHが欲しかった訳ではないが、購入するに当たり下記の要件を満たす必要があった。

1)Bluetooth対応であること。
2)プラチナバンド対応であること。
3)GPS機能搭載であること。
4)サブディスプレイが付いていること。

1)は自分の車がBluetooth対応であるので、携帯の方も対応していなければハンズフリー機能が使えない。
2)は、繋がりにくいといわれるソフトバンクだがプラチナバンド対応であれば状況は変わると思ったから。
3)は、GPS機能搭載であれば携帯の時計が自動補正され正確になる。そのためのGPS機能搭載。
4)に関しては、前に持っていたタイプはスライドタイプでサブディスプレイが無く、通常の待ち受け時はメインディスプレイも画面が消えている。そのため、いつの間にかバッテリーが無くなって電源が落ちているということもしばしば。
サブディスプレイがあれば、バッテリーの状況も常に確認でき時間もわかる。そのため次に買い換えるときはサブディスプレイ付きをと決めていた。

この1)から4)の条件を満たすソフトバンクのガラケーは2種類だけ。最も高性能のタイプ301SHか前モデルの109SHと、この108SH。他にも301Pという多少安価な機種もあったが、301Pはサブディスプレイが無いのでNG。

301SHと109SHはなかなか高価で5万円以上する。しかも正規ルート以外での新品の購入は難しい。しかし108SHは新品でネットで探すと2万円を切っている。
いろいろ考えた結果108SHの新品をアマゾンで13500円で購入した。

使い心地と長所・欠点に関しては追々書いていこう。

つづく...

2014年2月7日金曜日

ソチ五輪

ロシアのソチで冬季五輪が開幕する。それに合わせたのかどうか分からないが、日本では数年に一度の寒波がおそっている。まあ雰囲気が盛り上がっていいかも、などと考えたりもする。

今回のソチ五輪は、巷ではプーチンのプーチンによるプーチンのための五輪といわれているそうだ。そもそもソチはロシアにあって夏場の保養地として人気がある場所だそうで、夏の保養地で冬季五輪を開催するとは、さすがにプーチンといったところか。
かなりの政治的背景があるとのことで、大会期間中のテロの噂も絶えない。

でもどういう理由にせよ、4年に一度のスポーツの祭典。どんな感動を選手達は与えてくれるのか楽しみだな。

2013年12月23日月曜日

ネルソン・マンデラ

南アフリカの元大統領、ネルソン・マンデラ氏が死去した。

マンデラ氏の功績は言うまでもなく、悪名高い南アのアパルトヘイト(人種隔離)政策を撤廃に追い込んだことだ。
その昔、南アフリカでは少数派の白人が多数派の黒人を極端に差別し、政治、経済などすべての領域で支配していた。人種差別を制度化する数々の法律が制定され、強固な抑圧体制がつくられていた。

マンデラ氏は黒人解放団体の指導者として反差別闘争を率いたが、厳しい弾圧を受け27年半に及ぶ獄中生活を送った。しかし決して屈せず、白人側の指導者と粘り強く交渉し、差別撤廃と民主化への道筋を付けた。

これだけでも歴史に残る偉業なのだが、マンデラ氏の真価は、むしろここから発揮された。

1990年2月11日。27年間にわたる囚人生活を終えたマンデラ元大統領はケープタウン郊外の監獄を出て自由の身となった。誰もが待ち望んでいた瞬間だった。

その後、ケープタウンの市庁舎でマンデラ元大統領が行った演説は、多くの人々の予想を裏切るものだった。バルコニーの前の広場には、新たな社会の夜明けに期待する約10万人の市民が集結していた。自らもその場に居合わせたという地元の観光ガイドは「抑圧されていた黒人は仕返しの狼煙(のろし)になると思っていたし、加害者側だった白人は戦々恐々としていた」と打ち明けたあと、こう付け加えた。

「だけど、マディバ(マンデラ元大統領の愛称)は白人を許すように言ったんだ」

「やられたらやり返す」という「対立」の図式を強調するのではなく、「融和」を訴える姿勢は、その後の南アフリカ社会に深く浸透し、それが南アフリカ人としての誇りにつながった。

マンデラ氏は1994年、すべての人種が参加した初の選挙で勝利し、南ア初の黒人大統領に就任した。白人は黒人主導の政権からの復讐(ふくしゅう)を恐れたが、マンデラ氏は報復より和解の道を選んだ。

南アではアパルトヘイト時代に白人の治安当局や政党が、政治活動をする黒人を法の手続きを無視して殺害するケースも多かった。マンデラ氏は「真実和解委員会」を設置し、弾圧やテロの加害者と被害者が公聴会の場で向き合い、真実を告白することで免責する制度を採用した。懲罰ではなく許しと癒やしに重点を置き、憎しみの連鎖に陥るのを食い止めた。

この手法は、その後の民族紛争処理のモデルとなった。マンデラ氏が全人種から「和解の人」と敬愛されたゆえんである。

まさに偉人だった。

しかし、マンデラ元大統領の「融和」の教えは、残念ながら今の東アジアには見当たらない。
「加害者と被害者という立場は、千年過ぎても変わらない」と演説する一国の大統領が居ることは悲しいことだと思う。

2013年10月19日土曜日

誤検知

16日夜、いきなり画面が真っ赤になり、使用しているフリーのアンチウィルスソフトAvastから「脅威を削除しました!」とのメッセージ。そしてそのファイル名は”atok17ae.dll”
ど~みても愛用しているATOK17のファイルじゃないですかぁ~。
再起動すると、やはりATOKのファイルが足りないとのエラーメッセージが出てました。

どうやらAvastがATOKファイルをウィルスと誤検知して削除していたようです。
ATOK17とAvastは今まで仲良くやってきたのに、急に大げんかしてしまって非常に困りました。
エラーメッセージには「再度インストールすると復活する可能性があります」とあったので、ATOK17を再インストールしましたがインストール最中にもすぐAvastが削除してしまいます。
とりあえず応急処置として、ATOK17を一時削除してMS-IMEを使うこととしました。

2~3日程MS-IMEを使っていましたが、やはりATOK17がしっくりくるんですよ。日本語入力は毎日必ず使うので、ちょっとした違いが喉に刺さった小骨のように嫌なんです。で、いろいろ考えて次の方法をとることとしました。

1.ATOK17を再インストールするときはAvastを一時停止しておく。
2.ATOK17を再インストール後Avastを再起動させ、AvastがまたATOKファイルを削除したら、Avastのチェストから当該ファイルを復活させてAvastに当該ファイルが安全であることを認識させ、2つを仲直りをさせる。

早速実行。
1の行程は問題なく終了。それでいよいよ2の行程へ。
ドキドキしながらAvastを再起動しました。ん?画面が赤くならない。
どうやら仲直りしたようです。あ~~よかった。

真面目な話。Avastのメーカーで修正したのでしょう。
日本語入力ソフトのシェアNo1のATOKをウィルスとご認識してしまっては、一気に日本でのシェアは無くなってしまいますからね。
方や有料ソフト、方や無料で使えるソフトとなれば、二者択一となった場合ユーザーがどちらを選ぶかは明らかですもん。

ネットで調べるとATOKとAvastは相性があまり良くないらしく、いろんなトラブルが起きているようです。そうかんがえるとウチのATOK17とAvastは仲良くやってきた方なのでしょう。でも、しばらくはビクビクして日本語を入力する日々です。

2013年8月28日水曜日

レスポール

レス・ポールと聞いて、ギターの名器のギブソン社製レスポールモデルを思い出す人が多いのではないだろうか。しかし、レスポールは実在した人物である。

エリック・クラプトンやキース・リチャーズ、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、エドワード・ヴァン・ヘイレンなど名だたるミュージシャンたちに愛用され、エレキ・ギターの代名詞となった「レスポール」の産みの親がレス・ポールであった。

1915年6月9日、アメリカ、ウィスコンシン州生まれ。

1930年代よりミュージシャンとして活動をスタート。彼は元々がギタリストであり、現在までに50枚のシングルと35枚のアルバムをリリース、累計で合計3千万枚以上のレコードセールスを記録している。1940年代に世界で初めてソリッド・ボディのギターを発明し、その後、レコードのカッティングマシーンを自作。多重録音を可能にしたり、アナログディレイマシンの原型を発明した。

1951年には妻のメリー・フォードとのデュオ、レス・ポール&メリー・フォードの『ハウ・ハイ・ザ・ムーン』が全米一位を獲得。その翌年、ギブソン社初のソリッドギター“レスポール”が発売される。人気の低迷や、離婚、耳の鼓膜が破れるという事故に見舞われるも、1974年現役復帰。1976年チェット・アトキンスと作成した「チェスター&レスター」で1977年グラミー賞を受賞。今までに5 度グラミー賞を受賞しているほか、1988年には、後世のロック・アーティストに影響を与えた人物に贈られる、ロックの殿堂のアーリー・インフルエンス部門に殿堂入りしている。また、2005年には8トラック・テープレコーダーやギブソン・レスポールの功労により、ミュージシャンとして唯一「発明家の殿堂」入りを果たした。

キース・リチャーズは「彼は俺たちに最高のオモチャを与えてくれた」とコメントしている。エディ・ヴァンヘイレンは「彼がしてくれた事が無ければ、自分は今していることの半分も出来なかった」とも言っている。

またカーペーンターズのリチャーズ・カーペンターもレスポールの多重録音を初めて聞いた時、非常にショックを受けたと述べている。幼かった彼は多重録音されたメリーフォードの歌声を聞いて、母親に「どうやったらあんなに歌えるか?」と尋ねた。それに対して母親は「一生懸命練習すれば歌えるようになる」と答えたらしい。

全くもってレス・ポールがいなければ、現代の音楽産業の復興はなかったのである。

レスポールはその名を冠したギターだけでなく、その音楽性においても多大なる影響を多くのミュージシャンに与えた。否、彼はミュージシャンという範疇に治まらないアーティストであり、発明家である。それはまるでルネサンスにおけるレオナルドダヴィンチの如く、ITにおけるスティーブジョブスの如くであった。

レス・ポールは93歳になってもニューヨークのJAZZクラブで毎週月曜日にステージにあがっていたが、2009年8月13日、肺炎によりニューヨークの病院にて94歳で死去。

今後彼のような偉大なアーティストが出てくるかどうか。不世出の巨人といっても過言ではないであろう。

2013年8月18日日曜日

グーグル

グーグルのもつインターネットへの影響力がよくわかる出来事が起こった。
8月17日、グーグルの提供するサービスが世界的に数分間停止した。その影響で、世界のトラフィックが40%減少したと報告された。

グーグルが約2分間停止しただけで、世界のネット・トラフィックが40%減少したのだ。
8月17日の23時52分(英国時間)に始まったこの出来事は、YouTubeやGmailなど、グーグルが提供するすべてのサービスに影響した。1~5分間の停止のあと、23時57分までには接続が回復した。

ウェブ分析のGoSquared社によると、これによりページビューがおよそ40%と大きく減少したらしい。
グーグルは今回の問題に関してコメントしていないが、同社のAppsステータスダッシュボードにはサーヴィス停止のメッセージが掲示されている(日本語サイトでは17日午前8時37分に表示)。

11分後には、障害が解決したというメッセージとともに、「太平洋夏時間の15時51分と15時52分の間、グーグルへのリクエストの50~70%がエラーを受け取った。サービスは1分後には大半が復旧し、4分後には完全に復旧した」と説明している。

2012年11月にも、世界各地においてグーグルが提供するサーヴィスが6分間停止。全ユーザーの10%に影響した。

ネットを利用しているユーザーで、グーグルの提供するサービスを全く利用したことがない人はいないであろう。ネット利用に関してPCだけでなくスマートフォンを含めると、恐らく全ての人がグーグルのサービスを現在も利用しているに違いない。

アップルやマイクロソフト、インテル抜きにPCが成り立たないように、グーグル抜きにネットは成り立たなくなっているようだ。

改めて思い知らせられたニュースであった。

2013年7月30日火曜日

「棋士」と「女流棋士」

将棋の女流名人など4つの女流タイトルを持ち、日本将棋連盟のプロ棋士養成機関「奨励会」の初段でもある里見香奈さん(21)が29日、大阪市の関西将棋会館で行われた関西奨励会の対局で2連勝し、直近の成績が昇段規定の12勝4敗を満たして二段への昇段を決めた。

女性の奨励会員が二段に進んだのは初めて。里見さんは会見で「少し時間がかかってしまいましたが、(二段に)上がることができてほっとしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべたとのこと。

将棋には四段以上の「棋士」と、女流棋戦に参加する「女流棋士」の2つのプロ制度がある。これまで棋士となった女性はおらず、里見さんは女流棋戦に参加する傍ら、女性初の棋士を目指して平成23年5月、奨励会に1級で編入。24年1月に女性初の初段となった。
里見さんは島根県出身で、16年に女流棋士としてデビュー。今年5月に史上初の女流5冠を達成した。

「女流棋士」と「棋士」が違うと言うことを初めて知った。つまりこれまでは女流棋士と羽生善治とはレベルが違いすぎて対戦できなかったのだ。

将棋や囲碁の世界は、数少ない男女平等の世界であると思う。男女の違いだけでなく年齢の違いも関係ない。強ければ若くても段が上がることが出来る。

そういう世界でも今まで「女流棋士」でなく女性の「棋士」はいなかったということは、頭脳に関しても男性が女性より優位ということなのだろうか。
いやいや一概にはそうはいえまい。というのも将棋では長考がある。身体を動かすことはないにしてもフルに頭脳を回転させるためには体力が必要だ。体力という面では、男性の方が女性より有利であることは間違いない。

将棋の棋士という凡人では想像も出来ない世界では、体力が頭脳の一部となるのかもしれない。どちらにしても興味深いことだ。