2015年6月15日月曜日

LINE MUSIC(ラインミュージック) 事始め

LINEはエイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメントの三社共同出資してLINE MUSIC株式会社を設立したらしい。
このLINE MUSIC株式会社が6月11日にスタートさせたのが、定額制のオンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUISC」。
本来は有料サービスだけれど8月9日までは全楽曲・全機能を無料で体験可能となるらしい。ニュースリリースでは「2ヶ月」となっている場合があるが、正確には8月9日まで。これは早速使ってみなければ。

それで早速LINEを立ち上げるがそれらしいサービスは見あたらず。どうやら専用のアプリをダウンロードする必要があるらしい。
グーグルプレイで検索するが、ヒット無し。ど~なってんだぁ。
しょうがないのでアンドロイドの初期画面から「LINE MUSIC」と音声検索。
するとLINE MUSICの案内HPがヒット。ここにグーグルプレイへのリンクが貼ってあったのでコチラからアプリをダウンロードした。

早速立ち上げると、画面が綺麗。ラインのちょっと野暮ったい画面を想像していたがそういうイメージは全く無し。

初期画面にはいろいろとお勧めアーティストなどがあるが、上部に見慣れた虫眼鏡アイコンがあるのでそれで検索が出来る。
検索しているとどんどん階層が深くなっていってトップページに戻るのが大変になる。
そんな時は左端を左から右にスライドさせるとメインメニューが表示される。
ただし、楽曲再生画面では左上の下矢印で表示させる。

気に入った曲があったら再生中であれば「メニュー」から「お気に入り」または「プレイリストに追加」で追加(プレイリストの場合は作成も)可能。
この「お気に入り」と「プレイリスト」には左スライドで表示されるメインメニューの「マイミュージック」で見ることが出来る。

作成したプレイリストを削除する場合には「マイプレイリスト」の横の「全てみる」で一覧を表示させてトップにある「マイプレイリスト」の下の「編集」をタップすると削除できる。
プレイリストの曲を削除したり曲順を変更する場合は目的のプレイリストを表示させて同じようにプレイリスト名の下の「編集」をタップして編集画面で行う。
なお削除する場合は削除するプレイリストやアルバム・楽曲を選択して「削除」をタップした後に右上の「閉じる」をタップしないと削除できない(「削除」→「戻る」では削除されない)ので注意が必要。

面白いのは、楽曲再生画面でジャケットイメージ(アートワーク)をタップすると再生曲の歌詞が表示される(ただし曲によっては歌詞が無い場合もあるようだ)。これはありがたいなぁ。

当然ながらエイベックスとソニーミュージックのミュージシャンのみのサービス提供だが、しかしどうやらエイベックスは少ない(またはまだ追加されていない)感じ。

ソニーミュージックの邦楽ミュージシャンは下記のサイトから確認できるので参考まで。

ソニーミュージック邦楽ミュージシャンリスト


8月9日までなので興味がある方は早めに試した方が良い。
しっかり楽しんで引き続き利用するかどうか考えよう。


2015年2月6日金曜日

東芝レグザの RZスイート express

自分はテレビやレコーダーなどのAV機器は東芝のレグザ(REGZA)シリーズを愛用している。
なぜなら、レグザはアナログの時代にはネットワーク関係に進んだ機種だったからだ。
アナログ放送時代のレグザにはネットdeダビングという機能があり、同じネットワーク内のレグザ同士でダビングが出来た。この機能を利用してダビング先をPCにすることもフリーのソフトを使って可能であった。

デジタル放送になった現在でも自分のTVとブルーレイレコーダーもレグザ。
具体的にはTVは32HE1
ブルーレイレコーダーはDBR-Z310

地デジになってもそんな流れから何となくレグザを使っている。ネットワーク関係はだいぶん縮小されたが、増設用にHDDにパソコン用のHDDが使用出来るのはありがたい。現在は他メーカーでもPC用HDDが使える機種が増えたがレグザはその先駆けだったと思う。

そんな中、先日中古ながら新しいノートPCを購入。
PCは別に東芝にこだわっていなかったが、たまたま東芝のダイナブックを購入。
スタンダードタイプとうたっていたがスペックはなかなか。

それ以来、東芝のネットワークに対する姿勢から考えてレグザとダイナブックをつなげることが出来ないかなと考えていた。

そこで調べてみると方法があった。
「TVコネクトスイート」と「RZスイート express」の二つ。どちらも東芝のオリジナルアプリ。
しかし「TVコネクトスイート」ではマウスとキーボードはサポートされていない(タッチスクリーンのみ対応)ので通常のタッチパネルが無いPCでは使用できず。
結局、一般的なPCでは「RZスイート express」を使うことになる。

以下はPCは東芝ダイナブックT554、ブルーレイレコーダーはDBR-Z310を用いた場合であることをご了承願いたい(TVのHE1はRZスイートには対応していない)。

「RZスイート express」には「RZプレーヤー express」「RZライブ express」「RZポーター express」の3種類のアプリが含まれている。

「RZプレーヤー express」はテレビやレコーダーに録画した番組を視聴できる。
「RZポーター express」はテレビやレコーダーに録画した番組を、PCにダビング可能。外出先にPCを持ち出せば、空いた時間に楽しむことができる。
「RZライブ express」はレコーダーで受信している放送中のテレビ番組をライブ配信して視聴できる。

現在、「RZスイート express」がインストールされているPCとレグザレコーダーを同じネットワークにつなげている。具体的には同じルーターのHUBに接続している。

早速「RZプレーヤー express」を立ち上げるとあっさりレグザレコーダーが認識され、録画している番組をダイナブックで簡単に観ることが出来た。
この場合、レコーダーの電源が入っていなくてもRZレコーダーを操作すると自動で電源が入る(無論コンセントを抜いていたら無理だけど)。

「RZポーター express」を用いて録画番組をPCに移動させようとしたがコチラは多少の作業が必要。RZプレーヤーのように単純にポーターを立ち上げても「ファイルが見つかりません」のメッセージが表示される。ポーターを使うためにはレコーダー側で作業が必要になる。

具体的には次の通り。
ブルーレイレコーダーのダビング機能から「持ち出し用変換」で録画している番組を選択。これを持ち出し用に変換する(変換は等倍速のみで行われる)。この場合、変換レートも選択できる。「持ち出し用変換(LAN)」というメニューもあるがこの時点では選択できない。

番組の変換が完了したら今まで選択できなかった「持ち出し用変換(LAN)」が選択できるようになっている。
それで「持ち出し用変換(LAN)」を選択するとダビング先機器選択画面が表示され、LANで接続された機器が表示される。そのうち「RZスイート express」がインストールされたPCのダイナブックを選択。
持ち出し番組一覧が表示され、目的の番組を選択すると「ダビングすると、番組はダビング元に残りません」とメッセージが表示されるので「はい」を選択する。
メッセージの意味はムーブのみでコピーは出来ないということ。ムーブされるのは変換された番組で、変換元の番組は残る(当然コピー可能回数は減る)
実行をすると持ち出し用に変換した録画番組がダイナブックに移動される。画質(変換レート)はそのままでも今回は高速ダビングとなる。
確かに、変換スピードよりダビングスピードは速い。

再生はRZポーターで行う。
RZポーターを立ち上げると、ダビングされた番組が表示されるのでそれを選択すると無事再生された。

以上の操作をまとめると、RZポーターにおいて再生以外の操作はレコーダー側で行い、ポーターでは再生のみ行うということになる。
一方RZプレーヤーはPCのみで操作でき、レコーダー側の操作は必要ない。

RZプレイヤーは別として、RZポーターをどう考えるかだと思う。
というのも、目的とする番組をブルーレイディスクにダビングしてファイナライズ処理をするとダイナブックでも観ることが出来る。
この方法としては
レコーダーに録画した番組をブルーレイディスクにダビング→ディスクをファイナライズ処理→PCのドライブに挿入→鑑賞
もちろんこの場合はPCのドライブはブルーレイドライブが必要となる。
一方RZポーターでは
録画した番組を持ち運び変換→変換した番組をRZポーターが入っているPCにLANで移動→RZポーターを立ち上げ鑑賞
となり、手間的には余り変わらない。
さらにはディスクにダビングした場合は録画した画質で観ることが出来るが、持ち出し変換すると画質が落ちる(変換レートで画質を調整することは可能)。
ただしメーカーとしてはディスクにダビングしファイナライズ処理をした場合、すべての場合で処理をした機器以外の他のプレイヤー(PCを含む)での再生を保証していない。画質が綺麗だからとディスクに焼いてもPCで再生できない場合もあるということだ。その点RZポーターではその可能性はかなり低くなると思われる。
もちろんブルーレイディスクを使用するとブルーレイドライブも必要となりディスク費用が必要となる。

以上を考えると、録画した番組をPCで持ち出す場合どちらを選ぶか、難しい選択だなぁ。まあケースバイケースということになるのだろうか。


残りの「RZライブ express」だが、こちらはレコーダー側で
ネットワーク設定→ネットdeナビ/レグザリンク連携設定→レグザリンクシェア設定
でIDとパスワードを設定。

これをRZライブの設定画面でのIDとパスワードを合わせる。

これでRZライブを立ち上げると、放送中の番組をPCで観ることが出来る。

家族で各個人が部屋にTVが無くてもLAN経由でPCでTVを観ることが出来る。
ただし、使い勝手はイマイチ。

RZライブを立ち上げると、いきなりTV放送の画面になる。チャンネルを変える場合には右上の矢印をクリックすることになるが、これに関しては全く説明が無く、マウスの右クリックでもメニューは表示されない。
さらにはチャンネル選択画面では同じチャンネルが複数表示される。たぶんマルチチャンネル対応なんだろうけど、表示されるのはチャンネル数字だけでそのチャンネルに対応しているTV局名は表示されず分かりにくい。決定的なのは番組表がRZライブでは表示されないので、現在放送中の番組や観たい番組は別途番組表を入手する必要がある。使いやすさを考えてあるとは思えないなぁ。
部屋でTVを観る場合、これを主として使うかどうかは微妙なとこだ。


そうしているうちに、東芝がTV事業から撤退というニュースが飛び込んでいた。もう自社ではレグザTVは作らないらしい。今後のレグザのネットワーク機能がどうなるか、気になるところだ。

2015年1月23日金曜日

GoogleドキュメントのOCR機能

GoogleドキュメントにはOCR機能がある。当然これはフリーで使えるOCR。
どんな感じが使ってみようと思い使い方をネットで調べたが、どうやらやり方がかなり変わっていてネットで調べた内容は古い情報ばかりで使い方がよく分からない。

いろいろと調べて試行錯誤をして何とか使い方が分かった。
おおよそ次の通り(2015年1月20日現在)。

まず重要なのはグーグルドキュメントのOCR機能はグーグルドキュメント単体では設定できないということ。古い情報ではグーグルドキュメント単体で使用できるように書いてあるが現在では出来ない。グーグルドライブとグーグルドキュメントの二つが必要のようようだ。。
まあ通常グーグルドライブは入っていることが多いが、入ってなければこの二つを入れておく必要がある。

今回はGoogleクロームを使った場合の説明となる。
他のブラウザはそれぞれ調べてみて下さい。

グーグルクロームでは立ち上げると「アプリ」というボタンが左上にあるのでそれをクリックすると入っているアプリが確認できる。ここで「Googleドライブ」と「Googleドキュメント」があることを確認しておく。

OCRの設定はグーグルドライブで行う。
クロームの「アプリ」をクリックしてグーグルドライブを立ち上げる。それから右上の歯車の形をした「設定」アイコンを選ぶ。
このアイコンにマウスを置くと「設定」という説明が出てくるので確認できると思う。

クリックすると「設定」「ドライブをダウンロード」「以前のドライブに戻す」「ヘルプ」のメニューがあるので、もちろん「設定」をクリック。

すると「全般」と「アプリの管理」があり、その「全般」を選択。

「全般」の中の「アップロードしたファイルを変換する」の「アップロードしたファイルを Google ドキュメント エディタ形式に変換します」にチェックを入れる。
以前はもっと多くの設定内容があったようだが現在はこれだけのようだ。

また、「言語」の「言語設定を変更」をクリックすると日本語とその他の理解できる言語の設定ができる。その他の言語は英語を選ぶ人が多いと思う。
設定が終わったら、「言語」の横の「←」をクリックして前の画面に戻る。このとき「設定」の画面でなくグーグルドライブのメイン画面の戻るので、再度「設定」→「設定」で「完了」をクリックする。

これで設定は終了。

次にファイルのアップロード。同じくこれもグーグルドライブから。
今度は左上の「新規」ボタンをクリック。
すると「フォルダ」「ファイルをアップロード」「フォルダをアップロード」など出てくるので、目的とするメニューをクリック。
ファイルをアップロードする場合は当然「ファイルをアップロード」をクリック。
クリックするとファイルを選択する画面が出てくるので目的とするファイルを選ぶとアップロードが始まる。

完了すると、アップロードしたファイル名が表示される。
これを選んで右クリックすると「アプリで開く」というメニューがあるので、その中のGoogleドキュメントを選ぶ。
するとGoogleドキュメントが立ち上がり、選んだファイルが表示されその下にOCRの結果が表示される。

以前のバージョンでは、アップロードするたびにOCRを使うかどうか設定することが出来たようだが現在では出来ないようだ。
前と比べて簡素化されている感じ。

で、実際に使ってみた感想だが、pdfファイルでは上手く読み取れることもあったが、jpgでは上手く読み取れないことが多かった。
結論的なことは言えないが、条件を変えたらjpgでもひょっとしたら使えるようになるかもしれない。
今度時間があるときにやろうかな。たぶんやらないだろうなぁ。