「かんたん携帯 108SH」を暫く使って感じた不便な点。
その1.「オープン通話」機能がない。
108SHは二つ折りのため、電話がかかってくると当然二つ折りを開く必要がある。このような携帯の場合、通話ボタンを押さなくても開くと同時に会話が出来る「オープン通話」機能が搭載されていることが殆ど。
しかし108SHにはこの機能がないようだ。そのため電話がかかってくると携帯を開いて通話ボタンを押す必要がある。オープン通話機能に慣れている自分としては面倒くさい。
ただし、この場合通話ボタンが点灯しているため、携帯を開いて次にどのボタンを押せばいいか迷うことは少ないと思う(メールが来たらメールボタンが点灯する)。
まあ高齢者向けということを考えれば、オープン通話機能を使うよりこのような使用にした方が良いのかも知れないが、中にはオープン通話が便利だと思う人もいると思うので搭載して欲しかった。残念。
その2.インカメラが無い
カタログ等を良く読んだら書いてあるが、カメラは搭載されているが自分取りに使うインカメラは搭載されていない。
まあしょうがないかなと思いもするけれど、しかし電話機能でTV電話は出来るようになっている。しかし前述のようにインカメラがないため自分の姿は相手に見えない。
TV電話が使えるならインカメラは付けるべきだし、インカメラが無いのならTV電話は必要ないと思う。なんだかこの辺りが中途半端だよなぁ。
その3.ボタンの配置がイマイチ
携帯を開くと、まず「OK]ボタンが目に付く。その左に「電話」ボタン、右に「メールボタン」。上に「便利」ボタンで下が「写真」ボタン。
前述のように、電話がかかってくると「電話」ボタンが点灯しメールが届くと「メール」ボタンが点灯して操作方法をナビしてくれる。
電話とメールと写真以外の機能は「便利」ボタンを押すことで表示される。しかしこの「便利」ボタンが多少使いにくい。まず「便利」ボタンを押して表示される機能は、使える機能の全てでなく一部なのだ。全ての機能を表示させるには更に右上の「全メニュー」ボタンを押す必要がある。この説明が無く、あるはずの機能が探せずに戸惑った。
さらには一部表示の便利メニューは全メニューからの入れ替えが出来ない。全メニューの中で人によってはよく使う機能もあるだろう。それを一部表示であまり使わない機能と入れ替えることが出来たら便利だったのに。
全体的に言えるが、高齢者向けということなのかカスタマイズ機能は弱い。しかし高齢者でも長いこと使ってくると自分の使いたいようにしたいと感じると思う。高機能のカスタマイズは必要ないとしても、一般の携帯電話で出来る程度のカスタマイズは出来て欲しい。
今回は欠点を挙げたがもちろん長所もある。それは次回に。
つづく...
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